音楽を作ることの楽しさを
中学生の時、パソコンで音楽が作れるDTMという存在に出会った。
初めて触れたのはヤマハが発売していた「HELLO!MUSIC!」というパッケージ製品。CBX-T3という縦型のGM音源とシーケンスソフトがセットになっていました。
自分のパソコンで入力した音を、自由自在に演奏できることに感動し、音楽を作ることの楽しさを知って一気にのめり込んだ。
その後も、ヤマハのXGシリーズやローランドのSCシリーズなどが次々と発売されてDTM業界もちょうど盛り上がっていた時代で面白かった。DTM音源の頂上対決とかの企画をDTMマガジンでよくやっていましたね。
今日、役員と会議をしていて会社のビジョンについて話をしていて、改めてこんなことをふと思い出したので書いてみました。
僕らは、音楽を作ることの楽しさ、音楽を演奏することの楽しさをもっともっと伝えていきたい。そして、それをもっともっと楽しめる場所を作っていきたい。
その想いをこれからも忘れずに取り組んでいきたいし、その想いがぶれなければ色んなことを乗り越えていけると考えています。
2013年も今日が最終日。いつも支えてくれる皆様に助けられて日々活動ができています。本当にありがとうございます。
また2014年もどうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください!
ベンチャーは振れ幅が大きい
最近スタッフにした話。ベンチャー企業で働いていると、良い時と悪い時の振れ幅が非常に大きい。
(中小企業の話ではなく、いわゆるスタートアップの話です。)
会社全体としても良い時は本当に良いし、悪い時は一気にとことん悪くなったりする。
個人ベースでも、個々の役割や責任がどうしても大きくなるので、「自分の力で会社を大きくしてやるぜ」くらいの気概のある人なら良いですが、そうでないとなかなか辛いかもしれない。
大企業にいても安定はない時代と言われますが、10人そこらのベンチャー企業のジェットコースター感と比べたら天地ほど差があるなぁと思います。
なので、その企業で何がしたいのかが凄く大事。クレオフーガで言うと「音楽クリエイターを支援する理念にめっちゃ共感している」とか「自分の開発したサービスで世界を獲るぜ」みたいな何かしら会社のベクトルと合うものを持っているかどうか。
「自分が何がしたいか」「どうなりたいか」の軸をしっかりと持っていれば楽しい時はもちろん、辛い時も頑張れるかなと思います。
TBS番組「伝説の引退SP」にて優勝した曲を流していただきました!
クレオフーガにて開催しておりました、「TBS「プロ野球戦力外通告」応援曲募集コンテスト」の最優秀楽曲について、本日放送されたTBSさんの番組「伝説の引退SP」にて流していただきました!
今、TBSでは伝説の引退SPダイジェストを放送中!!この番組の中で、「プロ野球戦力外通告応援曲コンテスト」の最優秀作品を放送します。実はこの番組も、私たちスタッフが制作した番組です! #tbs戦力外 pic.twitter.com/cc9EtMRBTP
— プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達 (@tbs_senryoku) 2013, 12月 28
テレビでばっちり確認したのですが、コンテスト経由でご提供した曲が実際にテレビで流れてくると感動しますね。しかも、凄く馴染んていたので一瞬気付きませんでした(笑)気付かなかった理由は、テレビで放映されたバージョンはナレーションが付いていたこともありますが。
12月30日夜10時から放送されますので、是非番組の方もご覧ください!
仕事を楽しくする方法
CA藤田社長が以前にブログで書かれていた「仕事を楽しくする方法|渋谷ではたらく社長のアメブロ」の中で、仕事を楽しくするヒントとして次の3つを挙げられています。
1.目標の明確化
2.過程の可視化
なおかつ、1と2があるから3が面白いのだとも。そう考えてみると、仕事に限らずよくできたゲームとかもまさにこういう要素を満たしているなぁと面白いですね。
クレオフーガでも、こういった要素を少しずつ取り入れていこうと最近は取り組んでいます。
例えば、東京チームと岡山チームに分かれてどちらが面白い企画を開催できるかの勝負をしたり、良いアイデア1つにつきAmazonギフト券1000円分をプレゼントするなども行っています。
まだ始めたばかりの取り組みではありますが、色々と実験をしながら取り組んでいきたいと思っています。常に組織が活性化し、メンバーがやりがいをもって仕事ができる環境を作っていきたいですね。
オーディオストックの音源が使われたゲームを紹介!
オーディオストックにて、利用実績のページを公開しました!
オーディオストックにて、ご購入いただいた楽曲や効果音が採用されているゲームや映像を紹介しています。
現在は3つのゲームを掲載していますが、今後もどんどん追加をしていく予定です。
オーディオストックとしては、単に音源の素材を販売するだけでなく、実際に使われた事例などもどんどん発信していき、音源とタイアップしたコンテンツのデータベースとしていきたいと思っています。
音楽クリエイターの方にとっても、自分の音源が使われたことが見える化していればやり甲斐もあると思いますし、ゲームや映像の多少のプロモーションのお手伝いもできるようにしていきたいと思っています。
集中するということ
ベンチャー企業をやっていくということは、新しい事業をスピードを持って立ち上げていくということで、やらなくてはならないことが当然ながら非常に多い。
特に、少ないメンバーでやっているシードやアーリーのフェーズであれば管理部門なんかも当然ないので、本業以外のところでも事務作業なんかも意外と多いので皆でうまく分担してやっていくしかない。
日々そんな実務が多い中で、自分たちが本当にやらなければならないことは何なのかを突き詰めて考えて、それに集中していくというのは意外と難しい。
集中するというのは、何をやるのか決めること、そしてやらないと決めたことを捨てること。上場も果たした某経営者のお話を間接的に聞いたのですが、KPIは一つしか見ていないというようなお話でとても考えさせられました。
リソースが限られているベンチャー企業でそんなあれもこれもできるはずはなく、シンプルに集中していくことが何より大事なんだと思います。
2013年は私としても色々なことに挑戦してきました。その経験によって成長できたところもたくさんあります。ただ、色々なことをやった結果、本当にやるべきことに集中できていなかったというのは大いに反省しているところです。
集中集中。
漫画×音楽の世界
クレオフーガにて、「WEB漫画の音楽を創ろうコンテスト!」を少し前に開催しておりました。
「漫画の世界観にあった音楽を創ろう」ということでコンテスト自体は音楽のみを対象としているのですが、終わった後に実際に漫画と音楽を合わせた動画を制作してくださったユーザーの方がいて、とても面白く思ったのでご紹介します。
実際に見ていただければと思うのですが、漫画のダークな雰囲気と音楽がマッチしていて非常に臨場感があって面白いな!と。
一時期サウンドノベルが流行りましたが、それの現代版というような感じがします。アニメまで作ろうと思うと相当な時間とコストがかかってしまいますので、この「漫画×音楽」の動画というのはそこそこ手軽で、なおかつ見ていて楽しいというなかなか面白い領域なのではと感じます。
電通さんの方でも「YouTubeで見る漫画雑誌を創刊する」というニュースが出てきております。実際にドラゴンボールの漫画をYouTubeで配信していて非常に興味深く見ています。
YouTubeで“見る漫画雑誌”「MANGAPOLO ZERO」、電通が創刊 連載陣は公開オーディションで決定 - ITmedia ニュース
クレオフーガにとっても、特にインストだと音楽単体で聴いてもらう機会って少ないのかもしれませんが、一般の方が漫画を入口にして音楽にも接していただければ、音楽クリエイターの作品も聴いてもらえますし。
「音楽×ゲーム」「音楽×映像」みたいな他分野とのコラボレーションを2014年はより促進していきたいところです。