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短期目標ではなく、大きな夢を掲げて組織を鼓舞する
リンガーハット
米濱社長
・ピンチで萎縮していては危機を突破できない。
・短期的な目標ではなく、長期的で大きな夢を掲げて組織を鼓舞する。
・危機の時こそ上を向くことが必要。
・継続経営の秘訣は、細心と大胆のバランスを保つこと。時には小事を気に留めることなく大胆に攻めることも必要。
・経営者はつねに周囲から見られている。平時からエリを正していること。傍若無人な経営者に人はついてこない。
スケジュールを制する者が人生を制する EXILE HIROさん
EXILEのHIROさんに以前から注目をしていた。
きっかけはテレビ番組で、秋元康さん、小林武史さん、HIROさんの3人でプロデューサー対談みたいな企画で話をされているのを見て、凄い信念とプロ意識を持って取り組んでいてカッコイイ人だなと思ったこと。
あれからかなり時間は経ったが、本屋でHIROさんの著書「ビビリ」を見かけてすぐに買ってみました。
かざらない等身大のHIROさんが伝わってくるような気がして、最初に抱いた印象と同じくやはりカッコイイし、凄い熱い人だなと思った。
ボーカリストオーディションもエンターテインメントに
TAKAHIROさんが選出された時のオーディションについて、「僕らはエンターテイナーなので、選ぶ過程も全て楽しめるように」と語っている。私達もクレオフーガというサイトでコンテストを開催している。もっとコンテスト自体が楽しめるような仕組みは考えていきたい。
スケジュールを制するものが人生を制する
・スケジュールは自分が自らコントロールして極めること
・中長期の夢に繋がるようにスケジュールを組む。そうすれば、日々のスケジュールをこなすことで少しずつ夢に近づいていく。
今の自分のスケジュールが目標に向かっていけるスケジュールなのか反省して、日々考えていきたいと思いました。
EXILRやHIROさんのファンのみならず、ビジネスマンにとってもプロデューサーHIROさんの考え方を知ることができ面白い本でオススメです。
新メンバーも加わって岡山で合宿を開催
先週末ですが、岡山で2日間の合宿を行いました!前回が東京合宿だったので今回は岡山合宿。
新しいメンバーも増えたりしているので、今後の事業展開についての方向性やビジョンについて改めて認識を共有。
そして、今回はバーベキューをしたりカラオケに行ったりボウリングをしたりとうちの会社としては珍しく結構遊びました(笑)(ボウリングでは西尾チームが圧勝しました!)普段岡山と東京に分かれているので、お互いの人となりを知る意味でも交流できて良かったなと。
普段ちょっとしたタスクの受け渡しだったり、社内間での依頼にしても気軽に頼めるような社員同士の距離を縮めておくのも大切だと思っています。
にしても、さすが音楽系ベンチャー。結構みんな歌うまいんだよね(笑)
将来的には社内にカラオケルームでも作って、休憩時間とかに社員がカラオケで息抜きできるようにしたいなぁとか思ってます。音楽好きな社員が楽しく働ける環境にしたいですね。
とはいえ、まだまだそのステージにはないので頑張りたいと思います。上場を経験しているメンバーも入ってきているので、今後の展開が非常に楽しみです。理想と現実のギャップを埋めていく作業は辛くもあり楽しくもありますが頑張っていきたいと思います。
自分の音源をマネタイズする方法と、海外の音源販売サービス事情について
先日、4月28日に開催されたフリクルトークライブに、ゲストとして参加させていただきました!
音楽家が関係する権利関係や、音源をどうマネタイズするかというテーマで開催され、私の方からは当社のオーディオストックでの事例などを中心にお話をさせていただきました。
運営側も参加者もとても熱いイベントで、白熱しとても楽しかったです。
今回は、そこでいただいたご質問や補足についてまとめてみたいと思います。
自分の音源(原盤)をマネタイズする
少し前までは、音楽家(特に作編曲家)の収益源としては、JASRAC経由での印税の支払い、買取での作曲、請負でのアレンジ制作などが中心になっていたかと思います。
もちろん現在もそれらが中心であることには変わりはないですが、動画配信サイトであったり音源を販売するサービスなども出てきて自分の音源でマネタイズすることが少しずつ可能になってきています。
背景として、最近は自宅などで予算がかからずレコーディングができたり、打ち込みなどの制作環境の向上で個人レベルでも全ての作業ができてしまうということも大きいと思います。
そもそも、ずっと打ち込みで制作をしている最近の音楽クリエイターやボカロPの人たちからすると「原盤」って言葉自体を意識することすらないかもしれませんね。
海外では音源販売サービスが盛り上がっている
海外(特にアメリカ)では、オーディオストックのような商用利用向けの音源販売サービスが充実しており、様々な企業がサービスを展開しています。
例えば、Youtubeとも提携しているRumblefish社では毎日2万曲以上のライセンス契約が成立しており、900万以上のソーシャルビデオに音源を提供しています。
また、写真販売の世界的企業のGetty Images社も音源販売の企業Pump Audio社を2007年に買収して音源販売の分野の展開を始めています。
参考:Getty Images Acquires Pump Audio
日本ではこういったサービスはまだ少ないしまだまだ認知も少ないと思うのですが、アメリカでは一般的なサービスとして認知されています。
元々、レコード会社などに所属せず独立して活動しているアーティスト/クリエイターが多いという背景もありますし、アメリカでのテレビ番組事情などでも、独立したプロダクションが番組を制作してメディアに売り込むといった構造があるため、音源を調達するためのプラットフォームのニーズが高かったのだと思われます。
動画やアプリの分野で音源のニーズが高まる
Youtubeなどの動画共有サイトの登場もあり、個人や企業が作成する動画が爆発的に増え、それに合わせて映像用のBGMや効果音のニーズが高まってきています。
また、最近だとスマートフォン用のゲームやアプリ用の音源の需要がここ1年くらいで急激に高まっており、海外のサービスなどでも「Game/App」などとアプリ用に音源ライセンス価格が設定されているところも増えてきました。
当社のオーディオストックでのクライアントもアプリ系のお客様が非常に多いです。スマートフォン用のゲームも最近は非常に高度でリッチなコンテンツとなってきており、それに見合ったBGMや効果音が求められているのだと思います。
商用利用に音源を販売するという中では、アメリカと比べると日本はまだまだこれからという印象ですが、コンテンツ大国の日本ですから、今後ますます映像やゲームの分野の成長とともに、音源のニーズもますます高まってくると考えています。
マネタイズの手段が多様化
ここまで、当社のオーディオストックのような、商用向けの音源のライセンス販売の話を中心にしてきましたが、もちろん、音源をマネタイズ手段は他にも色々な選択肢があります。
Youtubeやニコニコ動画からの収益還元のプログラムや、個人サイトでの配信や通販、ライブや即売会イベントなどでのCD販売という手もあります。
個人やインディーズで活動する音楽家にとって、絶対的な勝ちパターンが見えない中で、選択肢も多いので「どれをやったら良いのか?」と迷う方も多いのではないかと思います。
個人的には、とりあえず色々試してみてはいかがでしょう?というように思っています。
手間がかかるということは当然あるのですが、それ以外にはあまりデメリットもないですし、そういったサービスに一通り登録してみたり実験として試してみるのも手かと思います。その上で、自分に一番合ったものとか、稼げそうなものに少しずつ注力していけば良いのではないかと思います。
以上、個人やインディーズで活動する人たちが音源をどうマネタイズするかという点について、簡単にまとめさせていただきました。今後もこういった情報は個人的にも会社としても掘り下げていきますので、皆さまと色々とお話できればと思っています。
収入を暴露する音楽クリエイターとその稼ぎ方
最近ネット上で話題になっていた「音楽でメシ」のこおろぎさんを筆頭に、フリーランスで活動している作編曲家の人たちが収入を公開する試みが増えてきています。
このような流れはとても面白いし、音楽クリエイターの”稼ぎ方”が変わってきている今の時代にとって凄く価値のあることだなと思っています。
書いたよ >2014年1月の収益報告 収入14.6万円 平均10.5万円 http://t.co/LopXVeLok8
— こおろぎ (@Kohrogi34) 2014, 2月 2
『2014年3月 初めての活動報告』音楽素材屋 MoppySound|http://t.co/sqcs7rCyOz
— もっぴーさうんど (@moppysound) 2014, 4月 2
自分自身は人の収入とかめっちゃ気になるから、自分がまずは公開するっていうスタンスで僕も公開してます。将来的にもっともっと色々オープンになると思います。 http://t.co/wlTJd8L24r
— はやしゆう (@884yuu) 2014, 4月 2
そこで、今回は私が感じていることを簡単にまとめてみたいと思います。
”稼ぎ方”が変わってきている
従来では考えられなかったような、ネットで活動することで音楽家が収入が得られる手段が増えてきています。
具体的には、ニコニコ動画やYouTubeからの収益還元プログラムや、クラウドソーシング系のサイト、手前味噌ですがうちのオーディオストックのようなマーケットプレイスに近い形式のサイトだったりと、ネット上で活動することで収入が得られる選択肢が非常に増えてきています。
人の収入を知る機会って少ないですよね?
そのようにして稼いでいる人が少しずつ増えてきている一方、具体的な収入に関する生の情報ってまだまだ少ないと思うんです。
ですので、実際に稼いでいる人が公開する情報によって「あそこのサイトから本当に収入が得られるんだ」とか、「そういう手段があったのか私も登録してみよう」と他の音楽クリエイターにとっても非常に有意義で参考になるのではないかと思います。
自分の収入を公開するなんて、結構勇気のいることだと思いますのでなかなか凄いことですよね。
フリーランス音楽家の意識の向上
フリーランスの音楽家にとっては、制作はもちろんのこと営業や広報的なことも自分でやらなくてはなりません。
実績とネームバリューで仕事がくる先生方は別として、僕の周りの若手の音楽家の方はなかなかそうもいかないと思います。
”自分で作った音楽をどうお金にしていくのか”っていうことを音楽家自身が本気で考える時代になってきていると思いますし、考え抜いた人が成功していくんだと思っています。
こういった音楽家自身が収入を公開するという取り組みを通じて、それを見た人たちも自分たちはどうしていくのか、考えるきっかけになると思うんです。それだけでも凄い価値のあることだなと思います。
クレオフーガも音楽クリエイターの方を応援するという理念をもって活動をしている会社なので、もっともっと役に立てるサービスを作っていかないとなと改めて感じています。